いろいろなダイヤの種類

いろいろなダイヤの種類

メレダイヤ

メレダイヤ

『メレ』はフランス語で『小粒』を意味し、メレダイヤとはその意味の通り小さいダイヤのことをいいます。
具体的に『このサイズから下がメレダイヤ』という定義はブランドによって異なりますが、一般的に0.1カラット以下のものをいうケースが多いです。(0.1カラットというのは直径で言いますと3?です。)

―カラーダイヤ―

ダイヤモンドは通常、無色透明の白いダイヤモンドが一般的ですが、カラーダイヤというものがあり、こちらは色によって通常のダイヤより価値が上だったり下だったりすることもあります

価格が通常ダイヤより低いもの

ブラックやブラウン、発色がキレイではない黄色、薄すぎる黄色、濃すぎる黄色などがこれにあたります。(ただし、とてもきれいな黄色が出ますと3Cイエローと言って、価値が上がります。)
ブラウンダイヤは需要が少ない事と、良くとれるという事、美しさの点からあまり価値がつきません。
ブラックは輝きがないという点で価格が低くなります。

―ブラックダイヤ―

ブラックダイヤははファッションジュエリーなどでは重宝されています。
シルバーアクセサリーやスカルの指輪などのメンズ物には好まれます。
また、このブラックダイヤは数が多く価格も安いです。当店でも多く準備しております。

価格が通常ダイヤより高いもの

価格が高いダイヤ

―ピンクダイヤ―
無色透明の白よりも価値が高いと言われるもので、まず挙げられるのがピンクで10倍近い値がつくこともあります。
ピンクでもいろいろな物がありますが、濃いピンクの方が価値は高いです。
濃いピンクはインクリュージョンが多いという事がありますが、内包物が多い濃いピンクでしたら一定の価値があります。
こういったピンクダイヤは先にも述べたとおり、10倍近い値がつきます。(場合によっては、色が薄い場合でも、高い額がついていることがあります。)
これは、近年ピンクダイヤが取れづらくなっているという背景が影響しています。

―ブルーダイヤ・レッドダイヤ―

ピンクダイヤは当店での扱うことができますが、ブルーダイヤに関しては取り扱いが非常に厳しいものになります。
世界で最も有名と言われているホープダイヤがブルーダイヤです。
アメリカの博物館に飾られており、映画のタイタニックで出てくるダイヤのモデルになったことや、ルイ16世にまつわるダイヤとしてとても有名です。
更にその上をいくのがレッドダイヤになりますが、こちらになると発掘自体がされないものになります。

―天然ではないカラーダイヤ―
天然のカラーダイヤは、長い年月をかけて化学反応を起こして発色することでできます。
天然のダイヤモンドに放射線などをあて、強制的に化学反応を起こさせ、人工的にカラーダイヤを生み出すことも出来ます。
また、ペイントというものもありますがカラーが取れてしまうことが多く見られるので、あまり価値は高くありません。
化学反応を起こすことでできたカラーダイヤの中でも、当店で人気なのはブルータイヤです。(当店で取り扱うブルーダイヤは厳選され、とても綺麗なダイヤです。)
化学反応で作ったカラーダイヤでも石により個体差があり、綺麗に色がでるものと、そうでないものがあります。
ただ、天然では生まれないカラーが人工で生み出せるので非常にお勧めです。

※ブライダルで人気のブルーダイヤ

人気のブルーダイヤ

ブライダルの際、花嫁が持つと幸せになるものとして、『新しいもの』『古いもの』『借りたもの』『青いもの』のサムシングフォーと呼ばれるものがあり、この中の『青いもの』としてブルーダイヤを使われる方が増えています。
※ブルーサファイアや、ブルートパーズ、アクアマリンなどを使うこともありますが、これらは誕生石としての意味合いもあるため、誕生月が違う方は選ばない傾向にあります。

―天然と人口の発色の違い―

ペイント含め天然、人工化学、どれをとっても専門の鑑定機関に出して機械などで成分などを分析・判別しない限りは、顕微鏡で見ても違いがわかりません。

―天然・人工ダイヤそれぞれの価値―

現在では、ダイヤモンドは人工で作ることが可能です。(購入したダイヤモンドを鑑定機関に持って行くと、『これはダイヤモンドである事は間違いないですが人工物です。』と言われるケースもございます。)
ただ、もちろん天然と人工とでは価値が違います。
当店ですと、ご希望であればピンクの天然をご用意ができます。(ブルーの天然をご希望の場合、ご相談下さい。)

―オークションになどにはお気を付け下さい―

上記の通り、天然のカラーダイヤか人工的に作られたカラーダイヤかは専門機関に出さない限りわかりません。
その為、オークション等での購入の際には注意が必要です。
※鑑定機関に持っていっても、『小さくて調べられない』となる可能性もあります。

メレダイヤのグレードの評価

メレダイヤのグレードの評価

ダイヤモンドの評価を決める上で重要となるのが4Cです。
※CUT(カット:形状、研磨、仕上がり)、CRAT(カラット:重量)、COLOR(カラー:色)、CLARITY(クラリティ:透明度)

CRAT(カラット:重量)

メレダイヤに関して言えば、そもそも小さいものをメレダイヤと言うので、大きさには限界があります。

COLOR(カラー:色)

カラーは大きければ大きいほどよりその違いが生まれてきますが、小さいものだと極端に色が違わない限り、肉眼での個体差は確認しづらく、極端に汚くなければ評価にそこまで影響されません。

CLARITY(クラリティ:透明度)

クラリティはFl、IF、VVS1、VVS2、VS1、VS2、SI1、SI2、I1、I2、I3と段階的に評価され、左から右に向かうにつれてインクルージョンが目立つものとなります。
一般的にSIクラスがお薦めされることが多いですが、当店ではVSクラスのメレダイヤをメインで使っています。
やはり、VS、VVSのメレダイヤを使っていますと言うと、とても良いメレダイヤを使っているなという印象を持っていただいております。
やはりブライダルなので、当店では表に出るダイヤモンドは全てVS以上のVS、VVSのみにこだわっています。
ちなみに一般のお店では、メレダイヤは小さく、1つ1つ鑑定書などは付けないという理由で、少し選択肢の幅を持たせるためA、B、C、Dというグレード分けをしていらっしゃるところもあります。(AクラスがVS以上、BがSI又はVS、CがSIクラス及びSIの少し下など)

VSクラスへのこだわり

VSクラスへのこだわり

当店では、基本的にVSクラス以上の取り扱いになります。
一般のお店ですと、多くがSIクラスのみの取り扱いです。もちろん、SIクラスでも綺麗ですが、クラス内で質にブレが見られるケースがあります。
それに対し、VSクラスになるとそういった当り外れはありません。
お客様に最も良いものを身につけて頂きたいという想いがあり、ほぼSIクラスのお値段でVSクラスをご提供しています。
ここまで当店がVSクラスにこだわる理由は、やはりその透明度と輝きです。
『ダイヤであればなんでもいい』という方ですと、そこまで気にされないかもしれませんが、品質にこだわる方にはよりご理解頂けます。 より良い品質のものを、お手に取りやすい価格でご提供させて頂きたいと考えております。
また、当店ではご予算等のご希望に合わせて最適なご案内を致します。
ダイヤに関する知識を豊富に備えたスタッフがおりますので、ご不明点等を解消しながら、一緒にダイヤ探しのお手伝いをさせて頂きます。

CUT(カット:形状、研磨、仕上がり)


―ハート&キューピット―
ハート&キューピット

素晴らしいカットの一つの目安となるもので、ダイヤの中にハートとアローが見えます。
ブライダルの世界での大きいダイヤでは珍しくありませんが、メレダイヤでこのハートとアローが見れるものはSランクとなり、極めて優れたダイヤとなります。
ハート&キューピットに必要なのは、職人の腕と原石になります。
極力削る必要のない原石を、最低限のカットで施す職人の腕がダイヤの価値に結び付きます。
もちろん、当店でもハート&キューピットは取り扱っております。
ご予算やご希望に合わせて、最適なプランや商品をご提案させて頂きますので一度ご来店の上、お話させて頂ければ幸いです。

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