仕上げ技法:ホーニング

ホーニングについて

【ホーニングとは】

結婚指輪

ホーニング仕上げとは、数あるつや消し加工のひとつで、光沢のないマットで優しく落ち着いた印象に仕上ります。
全体に施したり、部分的に施すことも出来るので、デザインの雰囲気作りやバリエーションを広げるのにもとてもオススメです。
しかし、とても細かい無数の凹凸をつけることで出来るつや消し加工なので、衝撃や摩擦を与えるとすぐにつや消しが取れてしまいます。
ホーニング仕上げの使い方としては、段差の下がっている場所に施すことで、つや消しの持続性も増すのでオススメです。

【ホーニングのつくり方】

結婚指輪

ホーニング仕上げの作り方は、指輪の表面に空気の力を使い、細かい粒を吹き付けマット感を作っていきます。
細かい粒を吹き付けるので、細かい場所や隅々までつやを消すことが出来ます。
指輪の表面にとても小さな凹凸を作ることで、柔らかい印象に見せることが出来ます。
ネーミングの中にあるホーン(Hone)は、砥石でとぐや磨くなどの意味があります。
結婚指輪・婚約指輪では一番有名なつや消し加工です。

【ホーニングの輝きや色味】

結婚指輪

ホーニング仕上げは、優しく落ち着いたマット感を楽しむことができます。
光沢もほぼないので、金属の色味がくっきりしてきます。
例えば、プラチナとホワイトゴールでは、鏡面仕上げのピカピカ輝く仕上げだと映り込みも多く、色の違いがハッキリしないです。
ホーニング仕上げは光沢がほぼないので、金属への映り込みもなく微妙な色の違いもわかりやすいです。
プラチナとホワイトゴールの組み合わせなど、微妙な色の違いでコンビネーションリングを希望する場合は、ホーニング仕上げがオススメです。

【ホーニングのメンテナンス】

結婚指輪

指輪を身につける日常生活の中で、気付かぬうちに指輪の状態は変わってしまうものです。
ホーニング仕上げはつや消しですが、永く使うことで次第につやが出てきてしまいます。
つや消し加工の中でも特に凹凸が細かいので、つや消しを維持できる期間は長くはありません。
ホーニング仕上げは専用の機械を使う仕上げなので、ご自宅で同じ様に加工を施すのは難しいです。
したがって、指輪を身につけていて、どこにも当たりづらい一段下がっている箇所に施すのがオススメです。
つや消しから、少しのつや有りになっていくことを指輪の味として、そのままにしておくのも素敵です。
元の加工に戻したい場合はメンテナンスを行なっておりますので、ご相談ください。

【ホーニングのまとめ】

結婚指輪

つや消し加工の中でも特に凹凸が細かく、光沢のないマットに仕上がります。
優しく落ち着いた印象で、柔らかい風合いの色味が特徴です。
永く指輪を身につけていると、次第につやが出てきます。
ご自身でのメンテナンスは難しいので、お気軽にご相談ください。







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