仕上げ技法:鎚目

鎚目仕上げについて

【鎚目とは】

結婚指輪

表面をハンマーで打ち付け、味わい深い模様を作っていきます。
使用するハンマーや、打つ際の力の強弱によってもイメージが変わり、オリジナル感や個性が出る仕上げ方法です。
ひとつとして同じ形が出来ない魅力が、鎚目の特徴です。

【鎚目のつくり方】

結婚指輪

指輪の表面をハンマーで叩き、特徴的な模様を作っていきます。
小さいハンマーで叩けば、細かな凹凸が出来、大きなハンマーでは大きな凹凸が出来ます。
ハンマーの打ち付ける箇所は丸いのか平たいのかなど、ハンマーの種類によって多くの表情を生み出します。
ハンマー自体を綺麗に磨けば、光沢のある鎚目模様にもなります。
表面が荒目のハンマーを使えば、ヴィンテージ感溢れる鎚目模様を作ることが出来ます。
鎚目は、つや有りとつや消し、どちらにも仕上げることが可能です。

【鎚目の輝きや色味】

結婚指輪

指輪の輝きは、使用するハンマーで異なってきます。
光沢のある鎚目模様は、まるでミラーボールの様にキラキラ輝くデザインになります。
荒さを残したヴィンテージな風合いに叩けば、つや有りでもなく、つや消しでもないナチュラルな表情に仕上がります。
完全なマットな鎚目模様も味があり素敵です。
鎚目模様は自由度が高く、お好みの模様を追求することが出来ます。

【鎚目のメンテナンス】

結婚指輪

鎚目の特徴として、小傷が目立ちづらいということがあります。
指輪を叩いて模様を作っていくので、指輪の表面には多くの凹凸があるからです。
傷ができたとしても、それがいい味になっていくことも鎚目の魅力です。
それでも気になった場合は、メンテナンスをご相談ください。

【鎚目のまとめ】

結婚指輪
使用するハンマーや、打つ際の力の強弱でも様々な模様が生まれ、オリジナル感や個性が出ます。
味わい深いデザインに仕上がるので、小傷が目立ちづらいことが魅力です。







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