2016.07.22
3月誕生石アクアマリンの名前の由来
淡い水色が美しいアクアマリンはベリル『緑柱石』(りょくちゅうせき)の一種です。アクアマリンと同じベリル『緑柱石』(りょくちゅうせき)はエメラルドとヘリオドールとモルガナイトです。色によって呼び名を変えてます。
ラテン語で「海の水」のアクアマリンの名前の由来は、およそ2000年前、ローマ人によって名前をつけられたと言われています。美しい海の、底に住む精の宝物が、海辺に打ち上げられて宝石になったという神話があるように、古くから海との深い関わりがある宝石です。
古代ローマ人の時代から、船乗りたちはこの宝石を安全な航海を約束し、豊漁をもたらすお守りとしていたといいます。また、海の水はすべての生命の源であることから、この宝石には無限の生命力をもたらす力があると考えられ、「永遠を象徴する石」「子宝に恵まれる石」とも信じられてきました。片思いの人は、この石を身にちけて相手のことを思うと、その思いが届くとも伝えられています。