手作り結婚指輪・オーダーメイドのRITOE(リトエ)のブログ

2016.04.24

変態金属!鉄とスズ

結晶構造が、温度や圧力によって変化する金属があります。金属の組成が全く同じであるのに(同素)金属組織が変わってしまうことを、同素変態と呼びます。同素変態する金属には、鉄(Fe)、やチタン(Ti)、コバルト(Co),スズ(Sn)などがあり、これらは多様な金属組織になることができます。

鉄もスズもありふれた金属(コモンメタル)ですが、変態にかけてはどの元素にも負けません。キング・オブ・変態(トランスフォーメーション)とでも名付けるべき金属が鉄とスズです。何がすごいかというと、鉄もスズも温度が変化するだけで変態が2度も起きます。このため、金属組織は3種類あります。

室温の鉄はフェライト(αーFe)と呼ばれ、体心立方格子構造です。温度を上昇させると、911℃で面心立方格子構造のオーステナイトに変態します。さらに温度を上げていくと、1392℃で再び体心立方格子構造のフィライトに変態します。さらに鉄は780℃で結晶構造は変化しないのに、磁性がなくなる磁気変態を起こします。

簡単に言うと金属の変態は結晶構造が変わる状態を意味します。ちなみに同素変態する金属は、鉄、スズ、チタン、コバルトなどがあります。

生物界での変態は幼虫からサナギになり、成虫に変わることを言います。人間界の変態はエッチな人のことをいいます。変態にはいろいろありますね。

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