2016.05.01
金属アレルギーがある方の結婚指輪の金属の選び方
結婚指輪の購入にあたって悩ませるのが、金属アレルギーです。一生見につける結婚指輪ですので、金属アレルギーは死活問題になります。
そこで金属アレルギーがでにくい結婚指輪の金属は、プラチナ、ステンレス、チタンが知られています。金属アレルギーのお持ちの方は、どの金属を選んだら良いか参考にして頂ければと思います。
金属アレルギーは生まれもっての体質に関係なく「誰でも突然起こる可能性がある」といわれています。
金属を身に付けていても、アレルギー反応は起きませんが、汗などで金属が溶け出して金属イオンが作り出されて、これが皮膚を通して体内に入ってしまうことで拒絶反応を起こす状態が金属アレルギーの原因です。
一度金属アレルギーの反応が出てしまうと、直すことは難しいでしょう。
金属アレルギーの原因が汗などで溶けだした金属イオンならば、金属イオン化しない金属を選べば良いのです。
プラチナや金(ゴールド)は汗などで金属が溶け出しにくい金属ですので、金属アレルギーがでにくい金属になります。(
プラチナや金はそのままではやわらかいため、他の金属を混ぜて硬くしています。主にパラジウムや銀、銅を混ぜている場合が多く、よって金属アレルギーが起こりやすくなってしまいます。
金属アレルギーが起こりにくい金属で最近注目されている金属はチタンというレアメタルがあります。チタンは加工が難しいですので、結婚指輪としてはかなり高価なものとなっています。
このチタンは、あくまで金属アレルギーが起こしにくいのであり、絶対に起こらないものではないので、注意が必要です。
病院でパッチテストと呼ばれるアレルギー反応テストを受けてからの購入をおすすめします。