2016.06.28
1月の誕生石ガーネットについて2
昨日にひきつづき、いろいろなガーネットについて書いていきます。
ガーネットといってもさまざまな色があります。色によって呼び名がかわります。
【グロッシュラー・ガーネット】最初に発見されたものが、西洋すぐりのグロッシュラリア(Grossularia)のような淡緑色をしていたことからこの名前がついたと言われております。色のバリエーションも豊富で、色によっても呼び名が異なります。
グロッシュラー・ガーネット色によっての呼び名
【ヘソナイト】マンガンと鉄の作用によってオレンジ色をしたグロッシュラーです。赤みの強いものはシナモン・ストーン、赤みをおびたオレンジのものは、ヒヤシンスという名で呼ばれることもあります。
【グリーン・グロッシュラー】読んで字のごとく緑のグロッシュラーです。バナジウムによって発色した透明な緑色のものは、ツァボライトといいます。また南アフリカ産のものは、翡翠(ひすい)によく似ているためトランスバール・ヒスイとも呼ばれます。
【ピンク・グロッシュラー】ピンクのグロッシュラーです。メキシコ産のものはロゾライト、ロゼライトとも呼ばれています。ピンクの発色は鉄によるものです。良質なものはメキシコから産出されます。