2015.11.20
指輪の原型作りに必要な工具
今回は、結婚指輪の原型を手作りする際に必要になってくる工具について、ざっくりとご紹介していきます。ちなみに、お店や職人によっても使う工具は異なり、あくまでもRITOEで使っている工具をご説明します。
工具紹介
上の写真で並んでいる工具はほんの一部ですが、順番に説明していこうと思います。
写真の上の方にある、瓶に入った緑色の棒状のものですが、こちらは「チューブワックス」と呼ばれるもので、指輪の原型をつくるためのもとになります。
ワックスの右隣にあるのが、回転させて指輪のサイズを削り広げることのできる「リーマー」です。
真ん中にあるのが、チューブワックスをお好みの太さに切るときに使う「ノコギリ」とチューブワックスを固定する「台」です。
その隣の黒い棒が、指輪のサイズを測るときに使う「サイズ棒」です。
そのまた隣には、原型のワックスを余白を大まかに切り削ることのできる「糸ノコギリ」です。
小さなバケツには、蟹の手に似た姿の「ケガキコンパス」が入っています。この工具は、原型のワックスを切ったり削ったりする時に、目印を線を引くために使用します。
そして、両サイドに置いてあるのが「ヤスリ」です。ヤスリは様々な形があり、工程ごとやデザインによってうまく使い分けます。