宝石 – 手作り結婚指輪・オーダーメイド専門工房|東京銀座【RITOEリトエ】

手作り結婚指輪・オーダーメイドのRITOE(リトエ)のブログ

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2016.07.11

2月 誕生石アメシスト名前の由来

アメシストの和名を紫水晶と言います。その名の通り紫色をした水晶です。水晶の中では最も高価な宝石です。

アメシストの名前の由来なんですが、「酒に酔わない」という意味のギリシャ語でamethistos「アメティスト」からつけられました。

ギリシャでは、このアメシストを身に着けていれば、どんなにお酒を飲んでも酔わないと信じられてきました。

またギリシャ神話では、こんな話があります。

「ある日のこと、とても機嫌の悪い酒神ディオニソスが、最初に出会ったものをタイガー(虎)に襲わせようと考えました。

そこへ月の女神ダイアナの神殿に向かうニンフ(妖精)のアメシストがやってきました。アメシストの危機に気付いた月の女神ダイアナが、危機一髪のところでニンフのアメシストを石にして助けますが、ディオニソスは、その姿を見てひどく悔い、持っていた葡萄酒(ぶどうしゅ)をその石にそそいで美しい紫色の宝石に変えました…」

古くから葡萄酒(ぶどうしゅ)と深い関わりがあるといわれているアメシスト(紫水晶)の、美しくも悲しい話です。

2016.07.01

ベリル(緑柱石)3月の誕生石アクアマリン

3月の誕生石のアクアマリンですが、ベリル(緑柱石)の一種です。石の色が変わると名前も変わります。

クレオパトラが最も愛したと言われている宝石のエメラルドもアクアマリンの仲間です。その他にヘリオドールやモルガナイトなども仲間です。

アクアマリンの美しい淡い水色は鉄元素によるもので、見る角度によって無色にも水色にも見えるという神秘的な二色性があります。また、ほとんどの原石は緑がかった水色をしていて、純粋な水色にするために熱処理を行っているものもあります。

アクアマリンの品質の見方ですが、淡い水色の中でも色が濃く、グレイがかってないものが高品質とされています。

ブラジルのサンタマリア鉱山で産出される深い色のものが、最高峰とされていますが、現在では産出されていません。マダガスカルやモザンビークで産出される色鮮やかな物こ「サンタマリア・アフリカーナ」と呼んで、珍重しています。

アクアマリンの石言葉は『幸福に満ちる』です。幸せな恋愛や結婚をもたらす石としても有名です。ですから結婚指輪に入れる石としても良いでしょう。

2016.03.28

宝石の弱点について

宝石の弱点について書いていきたいと思います。

宝石は耐久性に優れておりますが、宝石によって弱点があります。宝石の美しさを保つために、弱点を知っておきましょう。

●【ダイヤモンド】硬度10で地球上で最も固い鉱物で有名ですが、このダイヤモンドにも弱点があります。その弱点は脂を吸いつけやすいです。ですので、たまにクリーニングしてあげて下さい。

●【ルビー・サファイア】もっとも価値がある宝石の1つとして知られていますルビー・サファイアですが、時計の部品や工業用品に使用されるだけあって耐久性に優れており、普通に使用すれば問題ないぐらい弱点がありません。

●【エメラルド】クレオパトラが最も愛した宝石でも知られているエメラルドですが、衝撃に弱く割れやすいため、取り扱いには注意しましょう。

●【ガーネット】ザクロの果実に似た結晶が宝石になるガーネットですが、日常生活で使用するには何の問題もない宝石です。

●【アメシスト】水晶の中でも人気ある紫水晶のアメシストは直射日光に長時間あてたままにしておくと変色の原因になりますので、直射日光には注意してください。

2016.03.27

天然石を美しくする技術

天然石を美しくする方法がありますが、いくつかご紹介したいと思います。

「磨けば光る原石」という言葉があるように、宝石の原石は、掘り出されたままの姿では、その美しさを発揮することはできません。そこで、原石のもつ美しさを最大限に引き出すために、人の手によって研磨やカットが行なわれます。

また、研磨やカット以外にも、外観や色をより美しくするために、さまざまな人工的な処理を行なう場合があります。

熱を加えることによって、宝石の色をよくする「熱処理」の方法があります。例えばサファイアの場合、あの美しい青色は酸化チタンによるものですが、石の中で酸化チタンが針状に固まってしまっている場合があります。こうなると、サファイア独自の青がキレイに現れません。

そこで、このサファイアを高温で加熱し、酸化チタンを溶かしてやります。すると、酸化チタン石内部に広がり、淡い青から深く濃い色合いのサファイアに変化します。

「自然がやり残したことを人間が補足する」という考え方から、加熱処理を行なった宝石でも「天然石」として認められています。

キズのないエメラルドなどほとんどありません。エメラルドは採鉱の段階で、すでにキズがついているものが多く見られます。無色のオイルやワックスをエメラルドにしみこませキズを目立たなくする方法がありますが、この方法も「天然石」として認められています

いろんな方法で天然石を綺麗に見せる方法があるのです。手作り結婚指輪のRITOE『リトエ』では、天然石の処理石は使用しておりません。上質な天然石だけを使用しております。手作り結婚指輪や手作り婚約指輪について、ご質問等ございましたら、お気軽にお問合せ下さい。

2016.03.26

人工的に作られる宝石

「海外旅行のお土産に買ってきたルビー、とんだまがいものだったよ!」そんな苦い経験はありませんか?。

人工的に宝石を作る技術は飛躍的に発展し、素人の目には本物と区別がつかないほど、よくできた『作り物』の宝石が存在します。この『作り物』にも、いくつか種類があります。

1つめは「模造宝石」と呼ばれるもの。これは、金属、ガラス、骨、クリスタル、プラスチック、木などの植物、シェル「貝」などを使用して、天然石に似せて人工的に作りだしたものです。代表的な人工の宝石は、プラスチックのパール「真珠」やダイヤモンドに似せて作ったモアッサナイトがあります。値段が安いのがメリットですが、のかには本物の宝石として売られることもありますので、注意してください。

その他に、『合成宝石』と呼ばれるものがありまして、天然石と全く同じ成分で、同じ構造をもった人工の石です。色、光沢、硬度、密度、光の屈折率なども天然の石と変わりません。今世紀初めに商業化された合成ルビーは、一時は素人目に天然ルビーと見分けがつかない為、ルビーの相場が暴落するほどでした。しかし、『美しすぎる』との理由により、容易に合成のものである識別できるため、しだいに宝石としての人気は落ちていきました。

現在合成宝石は、宝飾用、工業用として広く利用されています。

2016.03.15

誕生石とは何か?

これまで誕生石についていろいろ書いてきましたが、そもそも誕生石とは何か?誰が決めたのか?気になってる方もいるとおもいますので、それについて書きたいとおもいます。

誕生日の贈り物に、宝石を贈る。こうした宝石を『誕生石』と呼ばれ、起源には書物があります。

『旧約聖書』の出エジプト記に登場する祭司が着ていた胸当てに飾られていた宝石だとする説、モーセの審判に登場する12氏族の名前を彫り込んだ宝石に由来する説などがあります。

やがて18世紀になると、ポーランドに移住したユダヤ人宝石商が『生まれ月の宝石を身につけと幸せに暮らせる』といいはじめ、これが誕生石としてヨーロッパに普及したとされています。

それまで国により、どの宝石を誕生石にするかの基準はまちまちでしたが、1912年にアメリカやイギリスの宝石産業協会が誕生石を統一し、その後、基本的な月ごとが決められました。一方で、日本では1958年に全国宝石商組合が独自に日本特産品のサンゴを桃の節句にちなんで3月に、翡翠(ひすい)を新縁の季節にちなんで5月に加えています。

つまり、それぞれの誕生石には誕生石と石固有の必然的なつながりはありません。また、月によって複数の宝石が誕生石とされていますが、どれが正しいということもないのです。そもそも基準が流通量や人気に基づくものでありますから。

とはいえ、誕生石は宝石を身近に楽しむための要素のひとつだと思います。結婚指輪や婚約指輪の内側にセットする方も多いですので、指輪の内側にセットして自分たちだけで楽しむのも良いと思います。

2016.03.13

12月の誕生石トルコ石またの名をターコイズとタンザナイトについて

誕生石についていろいろ説明してきましたが、いよいよ最後の誕生石になります。最後の誕生石は12月の誕生石トルコ石(ターコイズ)とタンザナイトです。

まずトルコ石(ターコイズ)とは淡い青色をしており光沢はガラスで高度は5~6でそれほど固くはありません。

トルコ石は(ターコイズ)はヨーロッパや南米の古代遺跡から発掘されているほど、古くから愛用されている宝石です。約6000年前、ペルシアはトルコ石(ターコイズ)の主要産地でした。それがトルコ経由でヨーロッパに広がったことから、現在の名前に定着しました。

インディアンが身に着ける装飾品にもこのトルコ石(ターコイズ)は多く使用されています。理由はトルコ石(ターコイズ)には魔除けの力があると信じられてきたからです。

トルコ石(ターコイズ)は銅やアルミニウムに燐酸塩などが結合した鉱物で明るい青を基調としております。

この青色は銅による発色で、鉄分を多く含むと緑色になります。またトルコ石(ターコイズ)は、微結晶が塊状で産出するため、結晶形をとることは稀です。そのため、昔から粉末を固めた模造品や別の鉱物を染色したものが多く、市場で出回っているほとんどのトルコ石(ターコイズ)は偽物の可能性が極めて高いので、注意しましょう。

タンザナイトについては、次回書きたいと思います。

手作り結婚指輪RITOE(りとえ)では、お店の見学ができます。ご予算に応じたデザインの打ち合わせなどできますのでお気軽にお越しください。

2016.03.12

11月の誕生石『ブルートパーズ』

トパーズは、紅海に浮かぶ島『トパジオス』(現在のサバルガード)に由来します。ここで採掘される石がかつてトパーズと呼ばれてました。ただし、実際にはペリドットを指す言葉でしたが、時代を経て現在のようになりました。

トパーズの高度は8で固く光沢はガラスでとても綺麗な宝石です。

トパーズには茶色系と水酸基タイプと青色系のフッ素タイプがあります。誕生石のブルートパーズは、青色系のフッ素タイプになります。水酸基で中でも人気があるのはブラジルの一部地域でしか産出しないインペリアルトパーズです。フッ素タイプより屈折率が高くまた、加熱するとピンクトパーズになります。

ブルートパーズの石言葉は『希望・友情・知性』です。

次回はいよいよ最後12月の誕生石ついてになります。12月の誕生石は、なんと2種類もあり、ひとつめは、トルコ石またの名をターコイズです。ターコイズはインディアンジュエリーでよく使われる宝石です。ふたつめはタンザナイトとという誕生石です。知らない方も多いのではないでしょうか?詳しくは次回のブログで書きます。

手作り結婚指輪RITOE(リトエ)では、お店の見学、お見積りなど大歓迎です。お気軽にご来店ください。また手作り結婚指輪や手作り婚約指輪についてご質問等ございましたら、お気軽にお問合せください。

2016.03.03

10月の誕生石ピンクトルマリン

今日は10月の誕生石ピンクトルマリンについて書いていきます。

ピンクトルマリンの宝石言葉は無邪気・潔白・寛大・忍耐・友情です。見た目はとても綺麗なピンク色した宝石です。

和名は電気石といいます。ピンクトルマリンの名前の由来はスリランカ語のトルマリで「多くの意味を持つ」という意味です。硬度 は 7~7.5で産地はブラジル・アメリカ・タンザニア・マダガスカル・ロシアです。比重 は3.06になります。結晶系で三方晶系の光沢 はガラス状です。

トルマリンの特徴のひとつは色々なカラーバリエーションがあるところです。
さらに一つの石に2カラー以上のカラーがあるパーティーカラー、ウォーターメロンのように内側が赤色で外側が緑色の石、キャッツアイ効果 『シャトヤンシー効果』など特徴のある種類の宝石です。
ちなみにキャッツアイ『シャトヤンシー』効果とは宝石の表面に猫の目のような明るい白い光の線が、石を動かすと共に動いて見える変彩効果のことです。

また色によって呼び名も違います。ルーベライトはルビーの代用石として珍重される赤  ( ピンク ) 色のものです。シベライトは赤紫色です。インディゴライトはとても濃い青です。ショールは黒色不透明です。アクロライトは無色石、クロム・トルマリンは緑色でエメラルドに近い輝きを持ちます。

手作り結婚指輪のRITOE『リトエ』では、工房見学やデザインが決まれば、結婚指輪や婚約指輪の大体のお見積りがとれますので、お気軽にご来店ください。

2016.02.22

9月の誕生石サファイア

こんにちわ手作り結婚指輪のRITOE『リトエ』です。引き続き誕生石について説明させていただきます。今日ご紹介します誕生石は青く美しい宝石サファイアです。

サファイアとは赤色以外のコランダム(鋼玉)のことです。主な産地はスリランカ、タイ、オーストラリアなどです。

サファイアは深い青色のものが最高級とされています。また、ルチルを含有して星彩効果(アステリズム)を表すスターサファイアや、スリランカ産の『パパラチア(蓮の花)』と呼ばれるピンクオレンジサファイアも希少価値があります。

ルチルお含有したスターサファイアは星形の筋状に輝き、とても神秘的な光を発します。

融点はセ氏2000度以上もあり硬度も高いです。そのため、人工的な合成サファイアが、人工衛星の観測窓や半導体基板、LED発行素子の製造などに利用されています。身近なところでは、腕時計などで使われる文字盤ケースのガラス部分に使われています。

サファイアの石言葉は『慈愛、友情、知性』です。

手作り結婚指輪のRITOE『リトエ』では熟練の宝石鑑定士が実際にひとつひとつ仕分けておりますので、上質なサファイアだけを揃えております。手作り結婚指輪や手作り婚約指輪についてお気軽にお問合せ下さい。お店の見学や指輪のお見積りもだせますので、是非お越しください。

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