手作り結婚指輪のデザイン – ページ 4 – 手作り結婚指輪・オーダーメイド専門工房|東京銀座【RITOEリトエ】

手作り結婚指輪・オーダーメイドのRITOE(リトエ)のブログ

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2016.03.10

S字ウェーブデザインの手作り結婚指輪

指本を綺麗に見せてくれると注目されているS字ウェーブの、特徴や手作りでのポイントなどについてご説明いたします。

S字ウェーブの魅了

S字ウェーブの魅力は何と言っても、指輪をつけた際のフィット感だと我々は考えます。

「フィット感?」っと思われた方もいると思いますが、人の手の骨格ならではの理由が隠されています。

フィットする理由

人の手の付け根の高さはバラバラなので、

ストレートの指輪をしっかり指の奥までにつけて、指を閉じると指輪が斜めになると思います。

付け根の深さが違うことに対して、指輪がストレートだと、深さの違いがつけた時の角度の違いとして目で確認することができます。

S字ウェーブのデザインは初めから斜めのデザインになっているので、斜めに配置された指の付け根に対しても自然と馴染むだてでなく、元々の骨格に合わせて指元を美しく見せてくる効果あり、ウェーブならではの魅了が発揮されます。

右上がりのS字がおすすめ!

S字ウェーブの指輪を作る時は、指輪の流れをどのように作るかを考えていくのが良いでしょう。

まず、結婚指輪を身に着ける指は左手の薬指が一般的です。左手は、よく見ると小指から中指にかけて、指の付け根は右に上がっております。すなわち、左手の薬指の付け根は右上がりになってい流ということになります

上記で説明したように、ストレートの指輪が斜めになってしまう所を、右上がっている流れに逆らうことなく、S字も同じ右上がりに作ってあげると、ウェーブのフォルムが右上がりに流れに馴染んで、指元を美しく見える効果があります。

よって、おすすめなのは「右上がりのS字ウェーブ」となります。

その他にも、「右上がり」というものは縁起ものとしても良いとされているため、意味合いとしても素敵なイメージがあります。

しかし、右上がりのというのはあくまでも一つのおすすめにしかすぎません

左上がりのS字ウェーブにも、デザイン性やお好みの雰囲気など大切なポイントがあることも考えられます。色々な指輪を試着してみて、どちらがシックリくるか試してみてみるのもおすすめです。

S字ウェーブを手作りするコツ

S字ウェーブは、他のデザインと比べても特に動きのあるフォルムが特徴的です。

すなわち、手作りするにあたっても難易度の高いものとなります。

しかし、ポイントを押さえていただければ、しっかりと綺麗なS字をお作りいただけるので、是非ご安心ください。

それでは、手作りのコツについてご案内します。

※なお、今回ご紹介する製法は、RITOEが推奨している「ロストワックス製法」に基づいてご案内します。

その①幅が大事!

ウェーブ系のデザインの作り方を、多くの方が「曲げて作るのでは?」っとつい連想してしまいがちですが、ロストワックス製法では曲げるのではなく削りながら作っていく方法が主流となっております。

そのため、チューブワックスを切る際に、薄く切るのではなく、ウェーブの勾配する分の厚さが必要のなります。

その②勾配の高さが大事!

ワックスを削る際に、深さをかめることなく無鉄砲に削ってしまうと、深くなり過ぎてキツイS字になったり、浅くなり過ぎてウェーブしているのか分からなかったりします。そのため、削る前に深さを決めてお込みのウェーブ具合になるように気をつけましょう。

その③勾配の均一さが大事!

S字ウェーブを作るには、深く凹むポイントが2つが必要となります。

鋸などで切ったチューブワックスは、初めは平らになっていますが、2つ削ると以下のような動きを見せます。

以上の図ような凹みを、削って作った後にコンパスで線を引きそこに合わせて、反対の面も削るとS字の出来上がります。その凹みを削る際に、深さが不揃いになってしまうと、綺麗なフォルムにすることができません。

深さをなるべく均一にするためのコツは、片方づつではなく、2つの凹みを同時に水平を意識して削ることで、バランスとのとれた綺麗なフォルムを作ることができます。

最後に

S字のフォルムにも深め浅めなどの、お好みの度合いがあるので、手作りならではの良いところは、その度合いを自分で設定できるところです。

しかし、「手作りではS字ウェーブは難しそう…」って思っている方も、以上のポイントに注意してしっかりとサポートしてくれるお店選びができれば、きっと既製品では設定できない、お二人だけの世界に一つの素敵な結婚指輪に仕上げることができます。

2016.03.07

平打デザインの結婚指輪

 

結婚指輪を手作りするときの参考に、デザインをご紹介していきたいと思います。

今回は、甲丸デザインと同じく王道のデザインとなる平打デザインを紹介しています。

RM1004_2

ストレートラインで、スクエアなフォルムを一周したシンプルで飽きのこない定番のデザイン。

甲丸リングと比べるとシャープな印象を受けます。

重ねづけをするときも、どんなデザインとも相性がいいのです。

シンプルなデザインですが、アレンジはいろいろ出来ます。

少し太めにするだけで印象は大きく変わります。

写真の指輪は細身ですが、しっかり幅をとった平打デザインは金属だけでも高級感があります。

スクエアなデザインなので、側面も使うことが出来ます。

表面はつや消しで、側面はピカピカの鏡面仕上げにするなど、面が多いことでデザインの幅が広がります。

少し厚みを多くすれば、側面に模様を入れたり、ダイヤモンドなどの宝石を入れると、隠れた個性を出すことも出来ます。

シンプルなデザインをベースに、いろいろ工夫するとおしゃれなデザインがどんどん生まれてきます。

※手作り結婚指輪のデザインギャラリーはコチラ

2016.03.06

甲丸デザインの手作り結婚指輪

今回は結婚指輪のデザインの中でも、最もポピュラーと言っても良い人気の甲丸リングを、手作りの観点からご紹介いたします。

甲丸デザインの特徴

甲丸は、外形に丸みがあり可愛いフォルムをしているのが特徴です。
丸み具合には、寸法や好みによる多少の差が生じることはあります。しかし、甲丸に少しだけ角がついたようなフォルムになると、
平甲丸という類似のデザインに変わります。

甲丸デザインの魅力

甲丸の魅力は、なんといってもシンプルかつ誰もが指輪を連想した時にまず思いつく王道的なフォルムであることでしょう。
シンプルなその姿は、流行やファッショに左右されない普偏なデザインで、指輪をつけた経験のない方も受け入れやすく、昔から多くの方から好かれる人気のデザインです。
また、飽きのこないシンプルなデザインは、
長く着ける結婚指輪とっても最適な所も魅力的です。
また、角のない丸みのある形状はつけ心地もよく、つけたまま手作業もしやすい観点からも、毎日つける結婚指輪として理想的なデザインと考えられます。

アレンジについて

甲丸をお選びになる際に、「シンプルだけど、少し何か手を加えたい…」という意見などもございます。
そういった際に、少しアレンジできる加工やオプションなどをご紹介いたします。

①表面加工

主にピカピカした鏡面と呼ばれる加工が、仕上げのベースとなりますが、仕上げに加工を施してあげるだけで雰囲気を変えることができます。

ダイヤモンドポイント加工


ダイモンドの粒子を使った少し荒目にも見えつつ、キラキラとしたイメージにも仕上がる加工。

ホーニング加工


ガラスの粒子を吹きかけ、きめ細かく落ち着きのあるマットの質感に仕上がる加工。

槌目加工(別名:ハンマー加工)


金槌で表目を叩き凹凸をつけに仕上げるで、アンティーク感などを演出できる加工。

ミルグレイ


ミルタガネと呼ばれる工具を使用し、丸くて可愛い粒が連なってるように見える加工で、エレガントな印象とアクセントのある仕上がりになります。

②宝石

甲丸は、均一性の高い構造のため宝石を施ししやすく、様々な留め方を楽しむかとが可能です。今回は、甲丸デザインにあう2つの留め方をご紹介します。

丸留め


爪がないため丸みある留め方なため、甲丸との相性が良いのが特徴的です。また、可愛いポチッとした見た目から一石で留める場合が多く、シンプルな世界観をキープできるところが魅力的です。

彫り留め


金属の爪を使い、主に複数のダイヤモンドを並べて留めるのが彫り留めの特徴です。可愛らしい甲丸も、ダイヤモンドの輝きで華やかにすることが可能となります。

手作りする際のコツ

甲丸デザインは、とてもシンプルが故に均一さが重要視されます。そのため、横から見た丸み具合だけでなく、上から見た厚みのバランスも重要になります。
上手に作るポイント
制作中に定期的に手を止めて、指輪を回しながらバランスが崩れていないかをよく確認することが大切です。
また削る際には、目標の寸法の参考になるラインをコンパスでけがいて、そのラインを参考に削るようにしましょう。
特に、手作り結婚指輪をご検討している多くの方が、指輪作りが未経験の方かと思われます。なので、プロのスタッフの方にも、よく確認してもらうのも重要なポイントとなります。

最後に

今回は、結婚指輪のデザインとして、昔から人気のある甲丸についてご紹介させていただきました。まさにシンプルだからこそ、味わい深く「噛めば噛むほど味が出る」そんなデザインです。お伝え切れなかった魅力をまた発見した際は、また更新させていただきます。

あと、今から甲丸デザインを検討されている方がいたら、参考にしていただけたら幸いです♪

2015.12.05

手作り結婚指輪の3種類のデザイン

「結婚指輪、婚約指輪をふたりで手作りしたい!」

そんなおふたりの想いを叶えるのが、手作り結婚指輪、婚約指輪の専門店RITOEです。

RITOEでは、デザイン制限を設けていないので、自由にオリジナルの結婚指輪を手作りすることができます。

今回はRITOEがご提案します、「シンプルマリッジプラン」で選ぶことができる、甲丸、平打、アンティークの3種類のデザインについて書いていきます。

この3種類のデザインを「シンプルマリッジプラン」にした理由ですが、最もベーシックなデザインで人気が高いことがあります。

実際このデザインを手作りされる方は多く、人気のデザインをリーズナブルにご提案したいという思いがありました。

そして、シンプルなデザインなので、おふたりがワックス原型を作ったあとの仕上げ工程も、スムーズに進みやすいということもあります。

複雑なデザインと比較してスムーズに進みやすいので、納期も早い対応を可能にしています。

※手作り結婚指輪のデザインギャラリーはコチラ

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