ブログ – ページ 12 – 手作り結婚指輪・オーダーメイド専門工房|東京銀座【RITOEリトエ】

手作り結婚指輪・オーダーメイドのRITOE(リトエ)のブログ

アーカイブ : 2016年

2016.01.26

日本に結婚指輪が伝わったのはいつから?

今では結婚したら当たり前につける結婚指輪は、どのようにして日本に広まったのでしょうか。

日本は昔、鎖国の国でしたので、西洋文化が入ってきませんでした。 そのため、結婚指輪をつけるという文化はありませんでした。ですから、結婚指輪の歴史は浅く、明治時代に 開国をしてからだといわれております。

日本では男性がこうした結婚指輪を身につけることに抵抗があるため、結婚指輪が広がるには、そうとうの時間がかかったと思われます。結婚式自体も西洋と日本では 大きく異なっているということもあり、なかなか結婚指輪 は定着しませんでしたが、本格的に日本に結婚指輪が広まったのは、やはり戦後になって からでしょう。戦後、一気に西洋の文化が日本の国内に広まり、生活様式も西洋化がどんどん進んでいき、そのため、 結婚式の内容も西洋風になりました。こうして初めて 結婚指輪が大きくクローズアップされるようになりました。 1970年代になると一気に結婚指輪の習慣が 広まっていきます。

こうして結婚したら当たり前につける結婚指輪の文化は日本に定着しました。

結婚指輪もだんだん進化をとげて今では、結婚を誓った二人がお互いの結婚指輪を作り合う時代になりつつあります。思い出にも残るし記念にものこります。なにより愛する人が作ってくれた結婚指輪って、とても素敵ではないでしょうか。

手作り結婚指輪RITOE『リトエ』では、二人がお互いに結婚指輪を作ることが出来ます。結婚指輪の相談やデザインについてなど、お気軽にご相談ください。

2016.01.25

結婚指輪の起源と意味

古くから結婚指輪の円は「永遠」を意味し 結婚指輪の円は途切れることのない永遠の絆や愛情を意味しております。

結婚指輪は、左手の薬指につけますが、古代ギリシャでは左手薬指と心臓は一本の血管つながっていると考えられていたそうです。そこで、お互いの心と心をつなぎあう為に、左手薬指に結婚指輪がつけられるようになったそうです。心臓は、人間の心が宿る場所、すなわち魂の宿る場所だと考えられていました。

結婚指輪を左手の薬指につける文化は古代エジプトでもみられます。左手の薬指に流れる動脈は「愛の血管」と考えられており、古代ギリシャと同じように薬指の血管が一本で心臓とつながっていると信じられていたのです。古代ギリシャと古代エジプトどちらも心臓につながる指が薬指というところが共通しています。

お互いの心をつなぐ結婚指輪とはとてもロマンチックですね。今も昔も愛のかたちは変わりませんね

今では結婚指輪の素材は、プラチナが一般的ですが、大昔は鉄で作られた結婚指輪だったそうです。詳しくはわかりませんが鉄は愛の象徴と考えらえていたんですかね。

結婚指輪といえば、ブランドやデザインなどに意識が向きがちですが、結婚指輪そのものの意味合いも、考えたいものですね。

手作り結婚指輪のRITOEの愛を誓う男女がお互いに作る結婚指輪は古代ギリシャや古代エジプトに通ずるものがあるんではないでしょうか。

2016.01.24

貴金属サイエンス~6 K24,K18ってなに?

金にはK24『24金』、K18『18金』などの呼び名はあります。これは純度100%を『24』としているもので、つまりK24『24金』は『純度100%』であり、K18『18金』は『純度75%』ということになります。

このK18『18金』に他の金属を加えると、金の黄金色とは少し違った鮮やかな金色が出すことが出来ます。それは赤味を帯びた金色ピンクゴールドや緑味を帯びた金色グリーンゴールド、白味を帯びたホワイトゴールドなどです。

また、『Gold(ゴールド)』という言葉は、サンスクリック語で『輝く』といういみです。元素記号か『Au』です。これらはラテン語の『Aurum』からとったものです。

純金は軟らかいので、そのままでは結婚指輪として機能しづらい為、ほとんどの場合、別の金属(割り金)を添加した合金を用いて結婚指輪を作ります。国内の結婚指輪ではK18が一般的ですが、欧米ではK14、K9、K8も市場に多いです。

手作り結婚指輪のRITOE(リトエ)のピンクゴールドはパラジウムとブロンズを独自の割合で配合し鮮やかなピンク色をしておりキュートさと高級感を兼ねそろえた金属です。

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2016.01.23

貴金属サイエンス~5ーPt900ってなに?

アクセサリーをお持ちの方は、Pt900やK18、SV925とかの刻印を目にした事はあると思います。ない方は指輪の内側やネックレスの留め具を見てください貴金属を使用した場合何かしらの刻印があるはずです。

これは金属の純度を表しており、日本ではプラチナの純度は85%以上の物をプラチナと言っていますが、イギリスでは95%の物をいいます。また日本の場合は、プラチナが金より高級紙されています。

ルテニウム、ロジウム、パラジウム、オスミニウム、イリジウム、プラチナは『白金族6元素』といわれるもので、いずれも銀白色で、その性質も融点が高く、腐食しにくいなど、お互いよく似ており、このため、その活用範囲も似ています。

ちなみに、ロジウムは生産量が少ないため高価な金属で、パラジウムはプラチナに加えると溶融温度が下がり加工しやすくなるため、結婚指輪やペンダント。ピアス、イアリング、ネックレス、ブレスレットなどに使用されます。この加工比率、例えば、プラチナ90%・パラジウム10%のものを『Pt900』といい、プラチナ85%・パラジウム15%のものを『Pt850』と表記しております。

手作り結婚指輪のRITOEでは金属に非常にこだわっておりますので、強度のあるPt900のハードプラチナを使用しており、安心して一生つけられる結婚指輪です。

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2016.01.22

貴金属サイエンス~4貴金属たる条件とは?

金属とは、ほとんどの方は錆びると思ってることでしょう。しかし錆びない金属もあるのです。それが貴金属といわれる金属の大きな要因の一つでもあります。

貴金属とは、科学的な安定性が高く、イオン解離しにくく、高価で資源的に貴重なものをいいます。簡単にいうと『錆びなくて、値段が高く、量がすくないもの』です。これに当てはまるものが金属の中でも貴金属と呼ばれるもので、これが他の金属との絶対的な違いとされています。加えて、他の金属と比べて重いというのも、特徴の一つと言えるでしょう。

その条件を満たす貴金属は8種類あります。それは、『金(ゴールド)』『銀(シルバー)』『白金(プラチナ)』『パラジウム』『ロジウム』『イリジウム』『ルテニウム』『オスミニウム』です。

貴金属は、その輝きを失わず、錆びないなどの特性から、アクセサリーや工業製品まで幅広く使われています。

世界でプラチナの消費量が多いのは、なんと日本なのです。

余談ですが、海外での結婚指輪の素材は金がポピュラーですが、ここ日本ではプラチナが人気です。

手作り結婚指輪リトエでは、プラチナ『Pt900』、22金『K22』、イエローゴールド『K18』、ピンクゴールド『K18GP』、ホワイトゴールド『K18WG』、グリーンゴールド『K18GG』の貴金属を取り揃えています。落ち着いた店内で実際に金属に触れたり結婚指輪のサンプルもご覧頂けますし、スタッフとデザインの打ち合わせなどもできますので、お気軽にご来店ください。

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2016.01.17

貴金属サイエンス~3人類が最初に発見した金属は金?

古代インドでは『金は不滅の象徴であり、その持ち主には長生きと子孫繁栄をもたらす』と言われていますし、古代エジプトでは、『金は神の肉』『王は死んで黄金になる』とされギリシャ神話では太陽神アポロンが金で月の女神アポロンが銀とされました。

これらをみると、金や銀が富の象徴という点では今も昔も変わらないんですね。

そしてそれが欲望をそそり、侵略を繰り返し国を滅ぼし、歴史を変えてきました。金探しに血眼になり、多くの人々が奴隷的な労働を強いられ、そこから採取された金は、王国や貴族、富豪の装飾、王の棺などに使われてきました。

日本の歴史でも、かつて『金山』『銀山』の争奪戦がありました。

このように量が少なく貴重なものなのに、どういうわくか人類が最初に発見した金属は『金』だったと言われています。

ちなみに、これまで発見された最大の自然金は約71キログラムで、オーストラリアのビクトリア州で発見されました。その塊から純金が約32キログラムとれました。

その富の象徴の『金』で結婚指輪をつくるのもロマンを感じますね。その場合は純金の輝きと強度を増したK22『22金イエローゴールド』がオススメです。

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2016.01.16

貴金属サイエンス~2 金と銀はどうして貴重なのか?

昔から金塊を巡って略奪や強奪は行はれてきました。今でも世界中でこの手のニュースはよく見かけます。日本でも数年前、展示されていた数十キロという金塊が盗まれ話題になりました。

このように人の欲望を刺激する金や銀は、『金銀財宝』といわれ、これが欲しくない人はいないでしょう。

では『なぜ人々はほしがるのか?』というと、高く売れるからに他なりません。ですから、金や銀は、それだけ欲しくなるものですが簡単には手にはいらないから貴重な物と言えるでしょう。

なぜ貴金属は高いのでしょうか?それは単純に採掘量が少ない上に、誰もが欲しがるからです。まさに需要と供給の関係です。

なぜ採れる量が少ないかというと鉱石に含まれている量が極めて少ないからです。例えば金は、地球上の地殻に10億分の2、つまり『2ppb』しかないのです。

地球の中心を成すコアやマントルには金が沢山あると言われていますがそれらを取り出す術がありません。火山活動による地殻変動で地表に出てきたものしか採ることしかできません。

いつかコアやマントルから金を取ることができれば、金の価値が変わるかもしれませんね。

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2016.01.15

~貴金属サイエンス~

手作り結婚指輪のリトエは『貴金属』といわれる金、プラチナについての知識を歴史を踏まえて説明させていただきます。

私たちは『金』というものに、一日に何度も目にしています。とは言っても、それは、金塊とかでわなく、『お金』であり、文字の『金』に、何度も目にしているという事です。しかし、そのいずれもが、もともとは『金』から発しています。

『お金』は最初は金でした。また、漢字の『金』は『金』という字を筆頭に、それを偏とした字が300以上もあり、これも考えようには『金』があったからこそ作られた漢字と言えるでしょう。

つまり『金』は、貴金属のトップに位置している貴金属の王様なのです。その眩い輝きや希少価値もさる事ながら、我々人類が一番最初に発見した金属が『金』だったということが大きいのではないでしょうか。

貴金属たる所以の一つに、埋蔵量が少ないことの希少価値もありますが、古代から中世までの人々は、埋蔵量が少なかったことは知らなかったと思います。やはり、それが持つ輝きに魅了されたはずです。現代では埋蔵量が少ないのはわかっていますので、より貴重なものになったのでしょう。以来4000年以上人類は『金』に魅了され続けてきました。

白金『プラチナ』も歴史的には古代から使われていた事実はありますが、中世ヨーロッパ諸国はそれを上手に加工する技術をもっていませんでした。白金『プラチナ』の加工技術を持ったのは、わずか300年ほどです。世界各地を侵略、略奪をした国々により進んでいったと言えるでしょう。

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